今回、ご紹介するのは、WAN HAI LINESが運航する「WAN HAI 506」で、MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路のHSX/CHS3航路に就航しています。
この「WAN HAI 506」は、姉妹船の「WAN HAI 501」とMOLのE Type 5隻と共に、毎週水曜日に四日市港に寄港していますが、日本で、WAN HAI LINESの5シリーズのコンテナ船を見られるのは、このHSX/CHS3航路に就航している2隻だけとなっています。。
@WAN HAI 506←今回紹介するコンテナ船
AWAN HAI 501
BMOL EARNEST(2007年竣工)
CMOL EMINENCE(2009年竣工)
DMOL ENDOWMENT(2009年竣工)
EMOL EXPLORER(2007年竣工)
FMOL EMERALD (2009年竣工)
WAN HAI LINESの5から始まるシリーズは、501から517(ただし、504と514は欠番)まで全部で15隻の姉妹船があります。厳密に言うと2005年7月に竣工した「WAN HAI 501」から2008年1月に竣工した「WAN HAI 510」までの9隻が同じサイズの純姉妹船で、それ以降は、少しコンテナ積載量(4,333TEU→4,680TEU)を増加させた姉妹船になります。
WAN HAI LINESのコンテナ船は、全ての船に3桁の番号が振られ、日本では「WAN HAI 501」などと呼ばれていますが、実は、それぞれにちゃんとした船名が付けられています。
(画像は「WAN HAI 501」のもの)
参考までに、5シリーズの15隻の船名を挙げると、
船名 |
船名(漢字表記) |
WAN HAI 501 |
豐春輪 |
WAN HAI 502 |
盈春輪 |
WAN HAI 503 |
旺春輪 |
WAN HAI 505 |
海春輪 |
WAN HAI 506 |
業春輪 |
WAN HAI 507 |
順春輪 |
WAN HAI 508 |
世春輪 |
WAN HAI 509 |
康春輪 |
WAN HAI 510 |
泰春輪 |
WAN HAI 511 |
勇春輪 |
WAN HAI 512 |
創春輪 |
WAN HAI 513 |
繽春輪 |
WAN HAI 515 |
紛春輪 |
WAN HAI 516 |
新春輪 |
WAN HAI 517 |
局春輪 |
と、全て3文字の漢字で表記され、2文字目に「春」、3文字目に「輪」の文字が入っています。5シリーズ以外の運航船も同様です。この3文字目の「輪」は、日本でいう「○○号」と言う意味ではないかと思われます。
さて、このHSX/CHS3航路に就航している「WAN HAI 506」とWAN HAI 501ですが、2018年1月からは、「WAN HAI 506」は残るものの、「WAN HAI 501」は「WAN HAI 510」と入れ替えとなり、日本に寄港しなくなります。また、この航路自体も、4月からのONEのサービス開始に伴ってどう変わるのか予想出来ませんが、4月からも継続して四日市港に姿を見せてくれるのを期待したいと思います。
【WAN HAI 506の現在位置】
「WAN HAI 506」(Vessel Finder)
【航路サービス】
HSX/CHS3(MOL5隻、WANHAI2隻)
【寄港地】
四日市−横浜−東京−香港−シンガポール−ポートクラン−ナバシェバ−カラチ−ピパバブ−コロンボ−ポートクラン−シンガポール−カイメップ 蛇口−香港‐大阪−神戸−四日市
【要目】
Vessel Name: WAN HAI 506
IMO Number: 9294886
Vessel Type: CONTAINER SHIP (FULLY CELLULAR)
Call sign: S6AV4
MMSI: 565005000
Maiden Name: WAN HAI 506
Ex. Names: BRAZIL EXPRESS UNTIL 2013 MAR
WAN HAI 506 UNTIL 2011 AUG
Shipyard: China Shipbuilding Corp. Kaohsiung Shipyard
Hull No.: 839
Year: 2005
Registered Owner: Wan Hai Lines Ltd
Ship Manager: Wan Hai Lines Ltd
Overall Length: 268.80 m
Breadth: 32.30 m
Maximum depth: 19.20 m
Maximum Speed: 23.3 knots
Deadweight: 52146 t
GRT: 42894 t
BRT: 42579 t
NRT: 19125 t
Maximum TEU capacity: 4252 teu
Container Capacity At 14t (TEU): 2920
Reefer Containers (TEU): 400 teu
Engine Maker: MAN-B&W
Engine Type: MAN-B&W 8K90MC-C
Engine Power, kW: 36560 kW
Other engines: 3x Yanmar 8N208L-ZV : 2398 kW
Bow thruster: 1600 kW
最後に紹介するのは、現在、NYK/KLINE/Hapagにより共同運航しているLEO/JSJ/J4航路の後継サービスとなるJID/JSJ航路で、4月からもHapag‐Lloydとの共同運航となります。このためなのか、投入されるコンテナ船に変更がありません。 寄港地は、東京ー川崎ー横浜ー四日市ー名古...
≫続きを読む
続いての四日市港に寄港するONEの航路サービスの紹介は、フィリピン航路となるJPH航路(JAPAN-PHILPPINES)です。この航路サービスは、日本と韓国、フィリピンを結ぶ航路で、現行のMOLのCBE航路サービスと、NYK/KLINEのME1/J5N航路サービスが1つになったような航路サービス...
≫続きを読む
【この記事は、2018年(平成30年)3月20日に一部修正しました。】 ここでは、4月からONEの新たな航路サービスに投入され四日市港に寄港するコンテナ船を紹介していきたいと思います。既に、ONEのホームページにはONEスケジュールが出ていますので、覗いて見ては如何でしょうか。 今回、ご紹介するのは...
≫続きを読む
今回、ご紹介するのは、WAN HAI LINESが運航する「WAN HAI 506」で、MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路のHSX/CHS3航路に就航しています。 この「WAN HAI 506」は、姉妹船の「WAN HAI 501」とMOLのE Type 5隻と共に、毎週水曜日に...
≫続きを読む
韓国・中国・香港・ベトナム航路であるCJV2航路に就航していた「SITC KAOHSIUNG」です。撮影から少し時間が経ってしまったため、既にCJV2航路にはおらず、四日市港に寄港しないCJV3航路に移っています。 SITC船は、アジア域内で網の目・多頻度を目指し航路の経営を行っているため、他船社...
≫続きを読む
T.S.LINESの日本から台湾・中国・ベトナムへ行くJTK2航路に就航するコンテナ船です。四日市港でのT.S. LINES船のバースは霞ケ浦南ふ頭27号岸壁(W27)又は26号岸壁(W26)で、通常、入港してきた状態で左舷側を岸壁に係留する、入船左舷付けが多いのですが、今回は、岸壁前で反転し、出...
≫続きを読む
今回、ご紹介するのは、WAN HAI LINESが運航する「WAN HAI 501」で、MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路のHSX/CHS3航路に就航しています。 この「WAN HAI 501」は、姉妹船の「WAN HAI 506」とMOLのE Type 5隻と共に、毎週水曜日に...
≫続きを読む
KLINEとHapag-Lloydと共に共同運航によりインドネシア航路(LEO)に就航しているNYKのコンテナ船「NYK FUSHIMI」です。 この航路は、現在NYK2隻、KLINE1隻、Hapag-Lloyd1隻の計4隻で構成されており2017年12月現在、次のコンテナ船が就航しています。今回...
≫続きを読む
ようやく撮影をすることが出来ました。EVERGREENの2,800TEU型の最新鋭コンテナ船「EVER BLISS」です。EVERGREENのB型で2017年9月に竣工し、現在、NSD航路に就航しています。四日市港へは3回目の寄港となります。(撮影日2017年12月7日(水)) このEVERGRE...
≫続きを読む
SITC(SITC Container Lines)の渤海湾航路(PBT1)に就航する2隻のうちの1隻が、この「MARCONNECTICUT」 です。SITCは四日市港で3つの航路サービスがありますが、日中間のみの航路サービスは、このPBT1航路だけとなっています。 就航船@MARCONNECTI...
≫続きを読む
海峡地航路であるJTS航路に就航しているWAN HAI LINES社の「WAN HAI 316」です。同社は、船会社の合併、買収など大きく動きがある中で、アライアンスに属さず、航路ごとに他船社と協調配船するなど、独立系船社としての地位を維持している船社の一つです。 また、同社は欧州航路に配船してお...
≫続きを読む
今回、ご紹介するのはT.S. LINES社の「LANTAU BRIDE」です。本船は、ベトナムのハイフォン港まで行く同社のJTK2航路サービスに投入されています。 このJTK2航路サービスは3隻で運航されており、2017年11月時点での投入船は、 @「LANTAU BRIDE」 A「LANTAU ...
≫続きを読む
NYK、Hapag-Lloydと共同運航によりインドネシア航路に就航しているKLINEのコンテナ船です。航路サービス名はJ4と呼ばれますが、各社ごとにLEO(NYK)、JSJ(Hapag-Lloyd)とそれぞれ違います。1ラウンド28日の4隻体制で運航されており、KLINE1隻、NYK2隻、Hap...
≫続きを読む
今回、ご紹介するのは、MOLの「MOL EMINENCE」で、MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路のHSX/CHS3航路に就航しています。 このMOLのE Typeは、「MOL EARNEST」でも詳細をご紹介していますが、この航路に次の5隻+WAN HAIの2隻が投入されています...
≫続きを読む
NYK、KLINEと共同運航によりインドネシア航路に就航しているHapag-Lloydです。Hapag-LloydはJSJサービスと呼ばれますが、各船社ごとにLEOサービス(NYK)、J4サービス(KLINE)とそれぞれ違います。この航路は、現在NYK2隻、KLINE1隻、Hapag-Lloyd1隻...
≫続きを読む
OOCL(東方海外貨櫃航運公司)が運航するKTX3航路は、P型の4,500TEU級4隻で構成されており、今回で、現在就航している4隻を全て紹介することが出来ます。KTX3航路には、「OOCL JAKARTA」、「OOCL NAGOYA」、「OOCL AUSTRALIA」、「OOCL GUANGZHO...
≫続きを読む
船体のくたびれ具合が夜間でも判る本船は、NYK/KLINEのマニラ航路ME1/J5Nに就航している「IWASHIRO」(NYK)の代替船で、9月に2度ほど夜間に撮影していますが、10月からは正規の「IWASHIRO」が戻ってくるので、今後、四日市港では見ることが出来ません。現在は、「VLADIVOS...
≫続きを読む
本船は、中国寧波のトランシップ(T/S)専用 「ORIGAMI 太郎」航路に就航しているMSC(Mediterranean Shipping Co. S.A(本社:ジュネーブ)のコンテナ船です。日本国内から貨物を集め、寧波に寄港する基幹航路の母船に接続するため就航しているもので、いわゆるフィーダー...
≫続きを読む
本船は、CBE航路に就航していたコンテナ船です。過去形となっているのは、現在CBE航路には、「MOL SPARKLE」、「MOL SEABREEZE」 、「MONACO」 と6月時点の3隻に戻っており、既に船隊から外れているためです。この「CAPE MAYOR」は8月1日(火)に撮影したものです...
≫続きを読む
CBE航路(タイ、フィリピン航路)のコンテナ船です。この航路は「MOL SPARKLE」、「MOL SEABREEZE」 、「MONACO」の3隻が就航していますところで、少し前に四日市港管理組合HPで四日市港の2017年1月から6月までの、四日市港月別統計速報が出ていました。毎月1回速報というこ...
≫続きを読む
この航路を紹介するのは、Hapag-Lloydの「GLASGLOW EXPRESS」以来2隻目となります。(写真をクリック)この航路は、通常、四日市港の入港が月曜日の深夜で、火曜日の早朝には名古屋に向けて出港してしまうため、四日市港での撮影チャンスが無いのですが、今回、火曜日に遅れて入港してきたので...
≫続きを読む
MOL/WAN HAIが共同運航している南アジア航路(HSX/CHS4)に就航している7隻の運航船のうちの1隻です。 この航路は、MOL5隻、WAN HAI2隻でサービスを行っていますが、最近やっと、MOLの船隊がE Typeに統一されました。参考までに船名を記載すると、@MOL EARNEST(...
≫続きを読む
海峡地航路であるJTS航路に就航している「WAN HAI 313」です。船会社の合併、買収など大きく動きがある中で、アライアンスに属さず、航路ごとに他船社と協調配船するなど、独立系船社としての地位を維持している船社です。現時点でも、船社の中では堅実な経営を行っており、先日次のような記事が掲載されてい...
≫続きを読む
Pan OceanのCJS航路に就航している「SKY PRIDE」です。船体に「CK LINE」と入っており、天敬海運からの傭船だと思われます。Pan OcenのHPを見ましたが、Pan Ocean operating vessels onlyとしてShips Particularsには本船と「PO...
≫続きを読む
EVERGREENのNSD航路に就航している4隻のうちの1隻です。EVERGREENがチャーターしているコンテナ船ですが、ファンネルの形状が特殊で、主機や発電機などの排気管の前方しかカバーされていない合理的な作りになっています。ドイツで建造されたようですが、国内の造船所で設計される船では見たことが無...
≫続きを読む
SITC(新海豊集装箱運輸有限公司)のCPX2航路に就航しているコンテナ船です。 SITCは1991年に山東省国際貨物代理公司(Shangdong International Transportation Corp.)として設立し、以後、徐々に航路を増やし、2016年10月時点の船腹量は71隻、総...
≫続きを読む
Pan Continental Shipping(汎州海運)の日韓航路(EKS航路)に就航する「PANCON GLORY」です。PANCONは、1969年に設立した船舶代理店Dong Sung Shippingが前身です。1981年に日韓航路に参入し、1983年に現社名に変更しました。PANCON自...
≫続きを読む
OOCL(東方海外貨櫃航運公司)の気になるニュースが飛び込んできました。昨年、COSCO Shipping LinesによるOOCLの買収騒動があり、年初にOOCLの親会社OOILが否定し沈静化しましたが、ここにきて再燃しています。コスコシッピングラインズによるOOCLの買収観測が再燃している。一部...
≫続きを読む
一見奇妙な組み合わせに見えますが、4月から始まった基幹航路のアライアンス「ザ・アライアンス」でも、Hapag-Lloydは邦船3社の連合チームに入っており、親和性は高いようです。昔からHapag-Lloydが運航するコンテナ船には、船名に「Express」の名が付けられており、現在も続いています。四...
≫続きを読む
今回は、韓国船社の高麗海運鰍ェ運航しているJEK2航路サービスに就航しているコンテナ船の紹介です。高麗海運鰍ヘ、1954年に創立してから、日本/韓国、韓国/中国、東南アジア航路の近海航路船社として名前を知られており、2014年に60周年を迎えた船社です。現在、日本国内のコンテナを取り扱う港湾のうち3...
≫続きを読む
T.S.LINESを掲載するのはこれが初めてになりますが、「WAN HAI 225」その2 でも記載したとおり、WAN HAI LINESから独立した会社です。創立は平成13年と新しく、本社機能は台湾の台北にありますが、会社の登記は香港となっています。今回紹介するコンテナ船の最初に付いている「LAN...
≫続きを読む
本船は、中国寧波のトランシップ(T/S)専用 「ORIGAMI 太郎」航路に就航しているコンテナ船です。日本国内から貨物を集め、寧波に寄港する基幹航路の母船に接続するため就航しているもので、いわゆるフィーダー航路となります。そうした航路を運航している船社ですが気になる記事が少し前に掲載されていたの...
≫続きを読む
本船は、中国寧波のトランシップ(T/S)専用 「ORIGAMI 太郎」航路に就航しているコンテナ船です。日本国内から貨物を集め、寧波に寄港する基幹航路の母船に接続するため就航しているもので、いわゆるフィーダー航路となります。今月からMSCは、MAERSKと現代商船とアライアンス(2M+H Stra...
≫続きを読む
日タイ航路に就航している本船です。今回はこちらも遅れて四日市港に到着したようで、夜荷役を行っていました。このJTT航路には、この本船以外に「WAN HAI 171」、「WAN HAI 222」、「WAN HAI 221」の3隻が就航しています。撮影のタイミングが悪いのか、いつも、この「WAN HAI...
≫続きを読む
OOCL(東方海外貨櫃航運公司)のKTX3航路に就航するコンテナ船ですが、OOCLには珍しく、いつもより遅れて入港し夜荷役を行っていました。これぐらいの船を運航するのに、どれ位のコストがかかるか非常に興味のあるところですが、その基になる用船料について、調査してみました。用船料とは、船会社などの運航会...
≫続きを読む
EVERGREENの日本〜台湾・香港・マレーシアなど、いわゆる海峡地航路に就航しているコンテナ船です。このNSD航路は、この他に「NORDWOGE」、「PONA」、「AREOPOLIS」の4隻で船隊を構成しています。こちらも夜間撮影のため、船名も船体の外観もよく判りません。EVERGREENの四日市...
≫続きを読む
SITCの東日本・中京〜フィリピン航路のコンテナ船です。このCJV2は、この他に「SITC DALIAN」と「SITC WEIHAI」の3隻で船隊を構成しています。久々の夜間撮影で、船名も船体の外観もよく判りませんでした。 SITCは、ご存知のとおり中国の船社で、これまで日中間航路が専業でしたが、...
≫続きを読む
四日市港ポートビル1階の右奥にひっそりと設置されている船舶模型です。なぜ、四日市港に「EVER RENOWN」の模型があるのか不思議な方もいらっしゃるでしょうが、実は、平成11年から12年にかけて、EVERGREEN社の北米航路が四日市港に寄港していました。この「EVER RENOWN」に代表される...
≫続きを読む
SITCの記事は初めてとなります。中国船社のSITCは、網の目の多頻度航路を売りに、日中航路をはじめ徐々に航路を延ばしている船社です。日中間の貨物量は、少し古い資料となりますが2015年で日本出し中国向けが1,124万トン、中国出し日本向けが2,142万トンとなっています。色々、調査しましたが、日中...
≫続きを読む
NYKとKLINEが共同運航している台湾・フィリピン航路(ME1/J5N)のNYKのコンテナ船です。姉妹船に「ISE」や「IGA」、「IYO」、「IZU」などがあり「I」クラスとして知られています。1990年後半は、この姉妹船たちが日本〜南米航路に就航していたので、台湾の基隆や香港でよく見かけました...
≫続きを読む
MOLとWANHAIが共同運航しているHSX/CHS3航路の1船です。ENDOWMENTとは、「寄付」や「寄贈」という意味があるようです。船名を調べると色々英単語の勉強になります。四日市港の寄港日は水曜日であり、この航路のコンテナ船は、仕事の関係で撮影するチャンスがなかなかありませんが、気長にチャ...
≫続きを読む
台湾・香港・タイ航路(JTT航路)に就航中のコンテナ船です。ワンハイラインズの各船は「WAN HAI 」+3桁数字で表しますが、それぞれに船名が付いています。この本船は、「興春」と名付けられています。ワンハイラインズは、船隊の規模から言っても中堅の部類に入ります。同社の最大船は8シリーズで、「WAN...
≫続きを読む
本船の登場は2回目となります。前回は、W80コンテナターミナルのガントリークレーン増設工事の影響で、対岸のW27コンテナターミナルに係留していましたが、今回は正規のバースに着いているところを撮影しました。【前回の写真】【今回の写真】今回は、細部をとらえるべく、ハウス周りを重点に撮ってみました。改めて...
≫続きを読む
前の話になりますが、神戸の三菱重工鰍ナ、MOLのコンテナ船の進水式が見られるということで、1度だけ見学会に参加したことがあります。6800TEUクラスのコンテナ船で、船台の横(船体まで10mほど)の見学場所に到着した時には、船名が隠されていて判りませんでしたが、命名式により「MOL MATRIX」と...
≫続きを読む
続いては、エバーグリーンのNSC航路(台湾・香港・ベトナム・中国航路)に投入されている「UNI-PRUDENT」です。前回紹介した「UNI-PATRIOT」についてはUNIとPATRIOTの間にハイフンが入るようだとお伝えしましたが、本船については、要目を調べる時に参考にしている海外のサイトでは、ハ...
≫続きを読む
日本〜タイ航路に就航している本船です。記憶しているだけでも、この航路で15年以上は就航していますので、四日市港にとっては馴染みのある船名ではないかと思います。 少し前の記事ですが、台湾3大船社の業績が掲載されていました。 台湾主要3船社の2016年7〜9月期決算は、ワンハイラインズが黒字を維持する...
≫続きを読む
前回紹介した「MOL SPARKLE」の姉妹船でCBE航路に就航する「MOL SEABREEZE」です。竣工が2010年なので比較的若い船齢のコンテナ船です。このシリーズの要目を見ていただくと判るように、全長が199m、全幅が32.2mとなっています。全幅は、旧パナマ運河の幅に合わせていますが、自動...
≫続きを読む
MOLとWANHAIが共同運航しているHSX/CHS3航路の1船でしたが、最近は見ていない気がします。現HSX/CHS3航路は昨年6月に航路改編され、それまで、1ラウンド4隻で東南アジア域内を回っていましたが、7隻に増やしインド、スリランカ、パキスタンなど南アジアまで延伸されました。また、この航路は...
≫続きを読む
MOLのCBE航路に就航するコンテナ船です。色々調べていたらこのシリーズは内海造船製ということが判明しました。同じ航路に就航している(いた)「MOL SEABREEZE」、「MOL SUCCESS」以外に、NYK/KLINEのME1/J5N航路に就航しているKLINEの「CALLAO BRIDGE」...
≫続きを読む
MOLのCBE(CONTAINER BANGKOK EAST JAPAN)航路に就航しているコンテナ船です。夜荷役のため、はっきりと船型は確認できませんが、初めて見る船です。これまで、CBE航路にはMOLの「S」から始まるコンテナ船で船隊が構成されていました。(スマホで撮影したので上手く撮れずぼかし...
≫続きを読む
OOCL(東方海外貨櫃航運公司)のKTX3航路は、4,500TEU級4隻で構成されていますが、船体色の影響なのかスマートに見え、好きな船型の一つです。ジャカルタ(タンジュンプリオク)まで行っていますが、私が20年前にコンテナ船で寄港した時は、港内にこのような大型船が回頭できるスペースは無かったと思い...
≫続きを読む
少し古いですが、2013年(平成25年)3月に撮影したものです。現台湾・フィリピン航路(ME1/J5N)に投入されていたコンテナ船です。四日市港に航路が開設され、初入港時を撮影したものですが、輸入貨物がなく輸出貨物を積むだけなのでオンデッキはすっきりしてます。また、四日市港に入港するコンテナ船に珍し...
≫続きを読む
霞ヶ浦北ふ頭W80にガントリークレーンを増設するため、バースをW80からW27に変更して着岸した「CALLAO BRIDGE」です。この航路はNYKとKLINEがそれぞれ1隻、2隻を出し合い運航している、いわゆる共同運航の航路です。船名の「CALLAO」はペルーの港町の名前だということですが、従来、...
≫続きを読む
初投稿となります。記念すべき第1船は「UNI-PATRIOT」です。エバーグリーンのNSC航路(台湾・香港・ベトナム・中国航路)に投入されており、「UNI-PRUDENT」、「EVER PEACE」と3隻で1ループを構成しています。サイズが小さくてもエバーグリーンならではのハウス構造です。ちなみに正...
≫続きを読む